下にUPしたのは都庁展が終わった時になぜかUPし忘れてた作品です。偶然にも今作っている大きな作品も桜の写真をモチーフとしています。特別に桜が大好きというわけではありませんが、あの頃の色や季節や雰囲気が大好きで写真に撮りに行こうと駆り立てられのでしょうね。
そういえば、先日友人からその作品のタイトル「we must say good-bye until we see it once again」はどうやってつけたのか?と聞かれました。実はある歌詞を引用しただけで、正確な内容や意味は分かりません。
ただ直訳すると「もう一度それを見るまでに、さよならを言わなければいけない」となり(たぶん)、この作品にこのタイトルをつけると”it”が桜を示し、春の短い時期に咲き誇り一瞬で散ってしまう桜を惜しむ気持ちが含まれています。
もう少しいうと作品そのものが写真という過去を写す刹那的な要素も含んでいるため、それも”it”にかけているつもりです。やはり永遠に美しいものよりも、瞬間的な美しさや儚さに美学のようなものを感じるのです。
深読みするとこんな感じですが、響きや勢いでつけたタイトルもあるのですべてがこんな感じというわけではありません。