先月行った展覧会の感想を2つ。
1つめは国立新美術館の「アーティストファイル2010」。一番面白かったのは石田尚志さんの絵を描きながらコマ撮りをした映像はどうやって作ったのかよくわからないけど過程そのものが作品となっていて、そこが面白くみていて飽きない作品でした。
2つめは市橋織江さんの個展「GIFT」。最近の写真家がよく展覧会を行っていて気になっていたエモンフォトギャラリーに初めて行ったのですが、静かで雰囲気もいい感じ。作品も全体的にみていて心地よくこんな風に撮りたいなあ、とか旅をしたいなあ、とか思ってしまいます。淡く澄んだ透明感とここではないどこかを感じる浮遊感をもつ写真は”好き”で、家に飾ってみたいと思わせる”好き”ですね。田尾沙織さんや小倉優司さんもそんなふうに感じる好きな写真家ですね。