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2013年 09月 01日
先日、あるところからカメラを譲ってもらいました。ひとつはリンホフというドイツメーカーの、たぶんマスターテヒニカという大判カメラです。West-Germanyという刻印が時代を感じます。 シノゴ(4×5inch=10×12.5cmのフィルムサイズ)と呼ばれる大きなフィルム、ピント面や形をコントロールできるアオリ撮影が特徴です。 機能的に中判カメラは35mmカメラの延長線上にある感じでしたが、大判カメラとなると全く別ものという感じです。(たぶんフィルム代、現像代なども考えると同じように全く別もののコストパフォーマンス・・・) フィルムもシートで一枚ずつで、ひとつひとつの設定が全部マニュアルなので、一枚の写真を撮るのに相当時間はかかりそうですが、その分レンズ部分などが色んな角度や位置に動くので触っていて楽しいし、カメラの原理がよくわかり、機械として本当によくできているなあと感心してしまいます。 今まで触ったこともなかったのでとりあえずフィルム装填から教えてもらわなければいけないレベルなので、これを本当に使いこなせるのか?と心配はありますが、同じくらい楽しみでもあります。 もうひとつはマミヤの中判カメラです。このロクナナ(6×7cm)は今まで使ってきたブロニカのGS1と同じサイズなので贅沢なのですが、ブロニカと違うのはレンズやアクセサリーの豊富さと、フィルムバックが回転することで縦も横も手軽に撮影できるということです。マミヤの方が重いので状況で使い分けていこうと思っています。 フルサイズの一眼デジカメをほしいなあと思う時期もありましたが、これで当分お預けです。デジカメを買っていればまた違った作品が今後できていたと思うし、これも縁ですね。カメラが増えても撮るのは自分一人なので制作ペースは変わらないけれど、手段が増えることは新しい可能性が増えることだと思って、早く使いこなせるように頑張ります。
by shu-ikeda
| 2013-09-01 19:27
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